四方正面堂跡 四方正面堂は、吉野山の奥の院と呼ばれ、約8m四方の建物であったようです。建物の四面に観世音菩薩、不動明王、愛染明王、地蔵菩薩が一体ずつ配置され、どの面からも尊像を拝むことが出来るお堂でした。明治の初めの廃仏毀釈により、仏像は運び出され、建物は金峯神社造営のための普請小屋として移築されてしまいました。