まだ見ぬ吉野の風情を訪ねてみませんか
日本一の桜の名所として知られる吉野山ですが、春の桜が終われば夏にかけて紫陽花が咲き誇り、夏の新緑に囲まれた山は森林浴スポットとしても近年訪れる方が増えています。
秋になると山々は紅く染まり、寺社・仏閣巡りとともにハイキングも楽しめます。
そして冬になると真っ白な雪景色のなか佇む名所・旧跡は静寂につつまれ、荘厳な雰囲気を感じていただけます。
春の吉野山
春の吉野山は下千本から徐々に桜が開花してゆき、奥千本まで吉野山全体を美しく、見事に彩ってゆきます。古来より多くの歌人に愛され、歌に詠まれてきたその光景は今も多くの人々を魅了します。夜はライトアップを行い、昼間とは異なる神秘的なお花見が楽しめます。
夏の吉野山
桜の季節が終わると、吉野山を彩り始める「あじさい」の花。初夏の山道に可愛らしく咲き乱れます。夏になると町中が賑わう「蛙飛び行事」や「七夕祭り」など夏はイベント・行事をたくさん催しています。お盆の頃には桜燈火で町を仄かに照らし幻想的な光景に包まれます。
秋の吉野山
春の淡い桜色とは対照的に燃えるような赤、黄、橙色に染まる秋の吉野山も紅葉のシーズンには山全体が覆われ、とても見事な光景となります。ロープウェイからの眺めも絶景で、夜はライトアップイベントも楽しめます。9~11月は秋祭りも盛大に行われ、自然散策と合わせてお楽しみ頂けます。
冬の吉野山
真冬は白銀の世界になる吉野山。山々もひっそりと厳粛なムードに包まれます。春から秋の賑わいとは違った味わいが楽しめます。2月には世界遺産の金峯山寺蔵王堂で節分会が催され、鬼たちが町中を練り歩く光景も。