2024年 開花情報(4/18更新)
開花(予想日) | 満開(予想日) | |
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吉野山下千本 | 葉桜 | 4月5日 |
吉野山中千本 | 葉桜 | 4月6日 |
吉野山上千本 | 葉桜 | 4月8日 |
吉野山奥千本 | 葉桜 | 4月11日 |
津風呂湖 | 葉桜 | 4月5日 |
2024年 桜ライトアップ
日時:3月23日(土)~4月21日(日)17:00~22:00
場所:【下千本】七曲り周辺 【上千本】桜展示園(大塔宮・火の見櫓周辺)
過去の開花状況(吉野山桜開花状況調べ/吉野町役場より)
観桜時期の交通について
交通規制図 (駐車場記載有り【令和6年3月23日(土)~5月6日(月)】)
臨時バス時刻表 (近鉄吉野駅~如意輪寺~中千本公園【令和6年3月23日(土)~4月21日(日)】)
ロープウェイ時刻表 (千本口駅(近鉄吉野駅前)~吉野山駅【令和6年3月23日(土)~5月6日(月)】)
ケーブルバス時刻表 (竹林院前~奥千本口【令和6年3月23日(土)~5月6日(月)】)
ごあいさつ
吉野山の桜には、数百年の歴史があり、蔵王権現様の神木として大切に育てられてきました。数百年の間にさまざまな種類の桜が植えられてきたため、桜の種類も一様ではありません。一口に「吉野山の桜が満開」と言っても、すべての桜が一斉に満開になるという訳ではないのです。
吉野山には、約3万本の桜が植えられていると言われおり、区域により低いところから、下千本・中千本・上千本・奥千本という名称で呼ばれています。それぞれの区域には、標高、地形、日当たり、土壌などの違いがあり、その年年の気候の違いと相まって、下千本から奥千本にかけて、約一ヶ月もの間、多様な姿を楽しむことができるのが吉野山の桜です。
吉野山という名称から、植えられている桜が染井吉野(ソメイヨシノ)であると連想される方もおられるようですが、染井吉野は、江戸時代 江戸の染井で品種改良されたもので、吉野山の桜は、山桜が8割を占めています。(その他の桜の名所も古くからの所は、ほとんどが山桜のようです。)
山桜は、咲き方に特徴があり、染井吉野が、華やかに花だけを先に開花させるのとは違い、桜の葉が少し出始めた後に、花が咲き始めます。そのためでしょうか、山桜にはしっとりとした、品のある風情を感じます。
特に、吉野山の山桜には、白山桜(しろやまざくら)が多く、一般の桜よりも少し白っぽいことが特徴です。奥千本には西行法師の庵の跡がありますが、白山桜に「西行法師の桜」を感じるのは私だけでしょうか。
蔵王権現様の神木として、大切に守られてきた吉野山の桜が、これからも末永く皆様に愛していただけますことを祈念するととに、吉野山にお越しの皆様を暖かくお迎えしたいと思っております。
吉野山観光協会長 敬白
吉野山の桜
吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。
儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。
シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集しており、”一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われます。
おのおの下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれており、例年4月初旬から末にかけて、下→中→上→奥千本と、山下から山上へ順に開花してゆくため、長く見頃が楽しめます。
また、桜の開花に合わせて夜桜のライトアップも行われており、あたりは昼間とはまた違った幽玄な雰囲気に包まれます。